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部位別補修工事

部位別に見る補修工事の内容とポイント

マンションには、さまざまな部位で構成されており、それぞれの部位に使われている資材やおかれた環境によって耐用年数は異なります。ここでは、部位別に補修が必要とされるポイントについてご説明します。各項目をクリックすると、それぞれの工事内容をご覧いただけます。長期修繕計画にお役立てください。

部位別修繕工事

屋上
屋上にはさまざまな設備が設置されています。各設備の整備・修繕とともに、定期的に屋上全体の防水工事が必要となります。なお、その場合、全面的な修繕・改修となる場合がほとんどです。
部位・設備
修繕内容
耐用年数の目安
外部配管・架台・他
塗装
3~5年
TV設備
ブースター取替
12~18年
アンテナ取替
12~18年
避雷針設備
取替
18~25年
高架水槽(FRP製)
塗替
10~15年
取替
20~25年
屋上防水
シルバー塗装
5~7年
改修
11~15年
※屋根防水は、屋根・ひさし・階段出入口等の防水層の劣化・漏水の状況により耐用年数が異なります。屋根スラブの躯体修繕・防水層については、全面的な修繕・改修工事が必要となります。
外壁
外壁の修繕は見た目の改善だけでなく、工事内容によって機能も改善させることができます。吹付塗装は建物自体を守る機能があり、タイル張りはひび割れや浮きの傷みの進行を抑え落下を防止する役割があります。目地シーリングは、劣化による防水性を回復させ、漏水を防止します。
部位・設備
修繕内容
耐用年数の目安
吹付塗装
塗装
いずれも10~15年
タイル張り
美装・修繕(ひび割れ、浮き、ハガレ)
目地シーリング
取替
開放廊下
開放された廊下にもさまざまな部分があり、部位・部材・環境によって耐用年数は異なります。海に面した地域であれば金属製品は劣化が早く、アルミ製品への交換が必要な場合があります。鋼製のものが多い各戸の玄関やパイプスペース、メーターボックスの扉には、鉄部の塗装を行います。なお、傷みがひどい場合は扉自体の交換が必要になります。扉枠については、既存のものの上から新しい枠を設置するカバー工法が一般的です。
部位・設備
修繕内容
耐用年数の目安
鉄部手すり
塗装
3~5年
鉄製扉
塗装
3~5年
長尺シート
12~18年
排水溝
防水
8~12年
バルコニー
バルコニーも開放廊下と同様、部位・部材・環境によって耐用年数は異なります。床面は、新築時に本格的な防水が行われていないことがあるため注意しましょう。経年劣化でコンクリートにひび割れが生じ、下の階への漏水の恐れがあります。なお、修繕にはウレタン防水がよく用いられます。
部位・設備
修繕内容
耐用年数の目安
鉄部手すり
塗装
3~5年
鉄製扉
塗装
3~5年
長尺シート
12~18年
排水溝
防水
8~12年
外階段
鉄製の階段の場合はサビの補修が主な工事となります。手すり・踏み板・踊り場など、定期的な塗装による補修が必要です。コンクリート階段の場合は、ひび割れによる漏水などの心配があり、防水工事を行います。
特に装研では、外部階段改修は特別なノウハウの蓄積を持っています。
部位・設備
修繕内容
耐用年数の目安
鉄骨階段
塗装
3~5年
鉄骨階段(床)
防水・階段用シート
8~12年
コンクリート階段(床)
防水・階段用シート
8~12年
室内リフォーム
床の張り替え、間取り変更、水まわりのリフォームなど個人様からのリフォームにも対応しています。お子さんが家を出られるなどの家族構成の変化で壁を打ち壊す事で間取り変更を行ったり、和室から洋室に変えたいという事でご要望頂いております。水まわりのリフォームは漏水が原因でご依頼頂く事が殆どです。
部位・設備
修繕内容
耐用年数の目安
キッチン
取替
10~15年
トイレ
取替
10~15年
お風呂
取替
20~30年
ユニットバス
取替
20~30年
給排水設備
給水設備は、配管や継手の材質や使用部位、施工状況によって耐用年数も異なります。雑排水管は台所や洗面所など使用用途によります。鋳鉄製汚水管の耐用年数はかなり長めに考えてよいでしょう。
部位・設備
修繕内容
耐用年数の目安
給水ポンプ※
オーバーホール
4~5年
取替
8~10年
受水槽(FRP製)
塗替
10~15年
取替
20~25年
給水管
修繕
20~25年
排水管
修繕
30年~
排水ポンプ
取替
8~10年
※給水方式の変更も対応します。
エレベーター設備
エレベーターは、ロープモーター・巻き上げ・カゴ・扉・制御盤などの劣化・損傷に応じて修繕・交換することになります。エレベーター設備の修繕・維持管理は、安全性にも大きく影響します。しかし、長期修繕計画に含んでいない管理組合様が少なくありません。部品取替などの費用は安いものではないので、積立金への影響もあります。点検・修繕も計画に組み込み、早めの対策をする必要があります。
部位・設備
修繕内容
耐用年数の目安
枠・扉
塗装
10~15年
カゴ内壁・床・天井
塗装
10~15年
駆動部・制御部
取替
20年~
電気関係
電気が使われているあらゆる共用部分について、修繕を考えましょう。共用廊下・エントランスホール・階段、集会室・管理員室等が対象となります。照明器具・配線器具はもとより、換気扇の劣化損傷箇所の定期点検・修繕・取替が必要です。
部位・設備
修繕内容
耐用年数の目安
共用電灯※
取替
12~18年
分電盤等
取替
20~30年
オートドア
ドアエンジン取替
12~18年
換気ファン
取替
12~18年
※LEDも対応しております。
付属施設
駐輪場や機械式でない駐車場の場合は、定期的に塗装の塗り替えや部材の交換をすることで維持できます。一方、機械式駐車場は、修繕費が多額になってしまうことが多いため、日常の点検・維持管理とともに、将来の取替・交換も考えて費用を用意しておきましょう。
部位・設備
修繕内容
耐用年数の目安
駐輪場
塗装
3~5年
駐輪場屋根
取替
20年~
機械式駐車場
塗装
3~5年
駆動部・パレット
10~12年
取替
20年~
ターンテーブル
塗装
3~5年
集会室等
内張張替
12~18年
外構など
アスファルト舗装も、時間とともに表面が剥がれるなど劣化が起こります。通常、表層の取替工事を行います。
部位・設備
修繕内容
耐用年数の目安
スチールフェンス
塗装
3~5年
遊戯施設
塗装
3~5年
舗装
部分修繕
10~15年
消防・避難設備
消防設備・避難設備は日常的に使われるものではありませんが、いざというときにきちんとその役割を果たせなくてはなりません。定期点検で劣化が見られる部分については、適切に修繕・取替が必要となります。
部位・設備
修繕内容
耐用年数の目安
消火栓ポンプ
取替
20年
消火栓箱
取替
18年
避難ハッチ
取替
20年
消防用水槽
取替
20年
自動火災報知器
取替
18年~
マンションの部分的な修繕をご検討なら、経験豊富な株式会社装研へぜひ一度ご相談ください。当社の施工実績については、下記ページでご案内しております。ご相談・調査・お見積りについては、お問い合わせフォームがございますので、こちらからお気軽にどうぞ。
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